Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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学級集団, 児童・生徒個人に及ぼす教師の影響力や影響課程に関する研究動向と今後の課題

Mishima, Misa
Abstract
本稿では,教育現場における児童・生徒に対する教師の影響力に焦点を当て,先行研究を以下の視点で概観する。まず,これまでの教師の影響力の先行研究においては,教師の指導行動を場面ごとに分けて考えることがなかったことより,本研究において,具体的な三つの指導行動場面(①学級集団全体を対象にした指導行動場面 ②学級集団の中にいる児童・生徒個人を対象にした指導行動場面 ③個別指導時の児童・生徒個人を対象にした指導行動場面)を設定し,それぞれの場面ごとに従来の研究を整理する。また,これまでは,学級集団,児童・生徒個人のどちらか一方への影響のみを検討している研究が多かったので,教師の影 響の及ぶ範囲にも視点を置き,先行研究をまとめていく。さらに,それらを踏まえて,学級経営の実践的諸問題へ対応するため,教師の影響過程の全体的構造を把握できる理論的モデルを提示する。
Keywords
教師
影響力
指導行動
学級集団
児童・生徒個人
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258