Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

<Availability>
Some items are not available because of decision by its author or publisher.

授業における教師の指導性について(Ⅱ)-「権威」と「規律」を中心に-

Abstract
「権威」や「規律」の問題は、一方では子どもを上から外から強制し規制する、いわば反教育的なものとされ、他方、今日の教育問題は「規律」を育てられない親や教師の教育力の低下、親や教師の「権威」の失墜にあるとし、その回復を能力に見合った教育と究極における家族愛や国家愛の教育に求める。いま、教育における「権威」や「規律」の問題は、批判の対象であるとともに回復すべき事象ともなっている。本論文ではこの間題について、日本での実践・理論と重ね合わせつつ、ドイツを代表する教授学者の一人でもあるエブリの論考を手がかりに考察し、第一は、「権威」や「規律」という問題は、好むと好まざるとにかかわらず、教育実践において常に存在しているということ、第二は、教育的権威を四つの枠組みにおいて捉えること、第三に、個人の規律と集団の規律を相互関連的に捉えることの重要性について論究した。
Keywords
教育的権威
規律
管理
安心感
共同
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875