Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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F. ビュイッソンの公教育思想に関する基礎的考察(5)ー一万博における道徳・宗教教育の視察報告一

Abstract
本稿では,ビュイッソンの公教育思想をあきらかにする基礎的作業の一環として,ウィーン万博およびフィラデルフィア万博における道徳・宗教教育の視察報告の特質について検討した。報告書でビュイッソンは,(1)おもにアメリカ合衆国の公立学校における道徳教育の新たな展開をとりあげ,(2)公立学校の公共性と世俗性―特定宗教の排除―の原則を確認し(3)特定宗教によらない新たな道徳教育確立の模索を紹介し,(4)その基本を,道徳的模範となるべき教師の個人的努力におき,具体的事例による直観的方法を重視する傾向を,とくに強調して紹介していることをあきらかにした。
Keywords
ビュイッソン
ウィーン万博
フィラデルフィア万博
道徳教育
宗教教育
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875